•  きっかけ3、装着方法?

  •  さて、カバーを作ろう…いや作れるかもしれないと思ったもう一つの要因は純正のドアストライカーの形状にありました。

    トヨタ高級車用ドアストライカーカバー装着例 トヨタ車の場合は実はカバーを入手して被せるだけでは済みません。標準グレードのストライカーはカバーの爪が取り付くようには出来ておらず、結局、ストライカーとカバーをセットで交換することになります(右画像)。
     もっともこの時、組み合わされるストライカーは研磨とメッキがされたものであり、カバーから顔を出すフックも当然ピカピカに光っているので、装飾目的の交換なら願ったり叶ったりです。
     しかも純正品ですから、特別高価という訳でもありません。

     BMWに話を戻すと、もしこれがトヨタ車と同じようにストライカーも交換する前提ではとても気軽と言える値段では無くなってしまう可能性がありました(実際に部品として取り寄せたところ、ひとつ¥2500くらい)。ストライカーカバー固定案
     しかし純正のストライカーをよく観察すると、フックの根元の両側に空間が設けられており、この部分をうまく利用して固定すれば多分、被せる部品を作るだけでイケそうだと予想できたのです。

     BMWなんだから、いっそ高級志向で値段を跳ね上げても、本当にいいものだったら買ってくれる人はいるはずと思ったこともありましたが、その方向は避けました。
     どうせ作るなら特殊なものではなく、なるべく多くの人に使ってもらいたい、という気持ちの方が強かったのです。そのためには値段は重要な要素です。

     総じて、ストライカーをピカピカに磨かれているような方はトルクスネジも含めて、あえてそれを見せたいという事があるかもしれませんが、一般的なBMWのものは特に光っている訳ではありません。
     ネジも含めて部品が丸見えよりは、カバーされている方が好ましいと思う人は少なくないでしょう。

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