•  初回ロット生産

  •  量産サンプル品が手元に届いたのと前後して、初回ロットの生産が開始されました。
     といっても、今のところ後に続く予定が無いので最初で最後のロットとなる可能性もあります(笑)。

    量産初回ロット品 ちなみに種明かしをしておきますと、所有権は前述のように当方が所持しており、金型自体は生産に備えゴム屋さんで保管されています。しかし2年間継続して生産が無い場合は、廃棄扱いとなるようです。
     つまりそれ以内のインターバルで生産指示が掛からなければ、製品を作ることは2度と出来なくなってしまうということです(笑)。
     ゴム屋さんが基本的に受け付けてくれるロット数量は、500、1000個といった単位です。
     どちらも単価にするとほとんど違いは無かったのですが、まずはこれ以上作ることは無いかもしれないと、1000個の製作をお願いしました。
     他の混み具合との兼ね合いはありますが、発注を掛けてから約2週間で1000個の打ち出しができるようです。

    量産初回ロット品 初回ロットは2010年の12月初旬に手元に来ました。
     正直、1000個いっぺんに来てもあまり意味は無いので、500ずつの分納をお願いして頭出しを急ぎました。

     当面はヤフーオークションへの出品と説明HPの組み合わせ程度で販売というところでしょうか。
     これまでも個人でオークションのID自体は持っているのですが、きちんと分けた方が良いと思い、初回ロットが手元に来るのに間に合うように、専用の出品IDを取得して備えました。
     この方法ですと、評価数を見れば大体どのくらい出たのか判ってしまうことになりますが、正直にやればいいと思っています。

     それにしても、こういったジャンルの既製品が本当に無く、つまり本製品も含めて認知度も低く、需要自体を掘り起こしていく必要があることは最初から明白です。
     逆に、先駆者の立場ですから、浸透のさせようによっては一定の需要が得られる可能性は大いにあると思いますし、またその方法論に縛りはありません。
     まずひとつの方法として、メディアやネットへの露出を何とか増やして、より多くのBMWユーザーの方の目にとまる機会を作ることが重要です。
     これは今後に渡っての課題といえます。

     幸いにして、2004年以降の新規型式および現行型の全てのBMWが幅広く製品の対象機種となる上、F型にモデルチェンジした7、5シリーズも引き続き同じドアストライカーが使用されることが確認できたのは強みであるといえます。
     つまり今後も数年以上に渡って、BMWにより本製品の対象機種が新規に追加されていくことは間違いありません。(前提として本製品の出来が良くなければいけませんが)その間にどれだけ認知されて広まってくれるかが勝負でしょう。
     受け皿が多く、かつ息の長い製品であることは正直、個人で企画・製造するようなものの場合には非常に助かるのは事実です。
     奇をてらわずオーソドックスな手堅いデザインとこだわりの作り込みとした意味が、そうした場面で生きてくると信じています。


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