08025/08025 PXF00367 松澤 勇治 交換に備えてロータを鋳鉄→純正ステンに編
( 7) 96/09/07 23:09 08009へのコメント
現状ではニッシン6の鋳鉄用パッドは市販されてないようなので今付いているブレンボの鋳鉄ロータは使用できません。
6ポッドの取り付けを睨んで(ピストンが出来てこないと無理ですが)、今日はバイク屋に行って純正のステンレスロータに交換して来ました。
交換後、バランス取りでは全く手を付けずにそのままでOKとなりました(ウェイトは持ち込み時と同じ)。ホイールの歪みとかも無し(^^)。
ところで今使ってるプロジェクトμのレーシングスペックパッド、これはステンでも鋳鉄でも使えるという流行の(?)物ですが、買って即鋳鉄と組み合わせたので、ステンとの効き味を知りません。
早速午後からひとっ走りして来ました。
受けた印象は複雑な物です(--;。
距離を走ってグイグイ握り込んだので当たりはある程度取れたと判断した上でですが、冷静にみると絶対制動力、フィール共に鋳鉄とそれほどは違わないと感じました…(--;。
確かに違いは感じます。何度握り込んでも安定した効きを示すと思うし、握り込みと効力の上昇の関係もいい感じです。鋳鉄信仰派の人には怒られそうですが(^^;しかし違いはほんの僅かと言ってしまっていいと思いました。
もちろん高い金出してるんだから鋳鉄の方が効いて欲しいと思うし、感じる以上に減速力は違っているのかもしれません。
しかし例えば「鋳鉄は倍は効いて、倍コントロールし易いのか?」と聞かれればそれはないと答えます(--;。
コントロールのし易さは人によって判断が違うでしょうが、例えば効きも「鋳鉄にしても2割増しは効かない」という感じです。
単純に制動能力ならステンロータであったとしても900RRのブレーキなどは「脳ミソが前にズレる」と思ったほど絶対制動力は高く且つとてもコントロールし易いものでしたし(車重は大きな意味を持つ…)。
…しかし別の考え方にも辿り着きました。
鋳鉄とステンの差がやはり絶対的な物であるなら、印象にそれほど差が無いのは実はその「ロータの材質問わず」という、パッドのせいではなかろうか…と。
「どちらにも使えて且つどちらのロータでも最高の性能を引き出します」
のと、
「一応、どちらのロータでも使う事が出来ます」
では(^^;大きな開きがありますからね…。
従来ステンと鋳鉄は専用のパッドが用意されていたとのは、それぞれに違う性能の引き出し方を要求された訳で、それならば技術が進んだからといって、それを両立させる事が可能になったのかどうかは…やっぱ疑問か(^^;。
誰かタネ明かし知りません?
ヒート状態が自分の使い方にマッチしなかったとは言え「鋳鉄専用」だったフェロードの効きは今考えるとレベルが違ったもののような(今回ロータを替えた以上に効きに差が出たような)気が…するんですが(^^;。
これもまた気のせいか…(゚_゚)?
PXF00367/RC40(NR) 松澤 勇治(長野県飯田市)